か行
かき落とし
塗り壁仕上げの一種。
モルタルで下塗りしたうえ寒水石などとセメントを混合したものを塗り、
未硬化の状態の時にかき落として表を粗面にした仕上げ。
笠木(かさぎ)
塀や手摺り、パラペットなどの頂部をおおつているコンクリート。
モルタル製、材木製、金属製、石製などの笠状の部分。
可使時間(かしじかん) 同義語: ポットライフ
モルタル、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂など、反応効果型の材料で、
2液を混合してから使用を可能な時間の長さのこと。
架設(かせつ)
かけわたすこと。橋や電線などを設備すること。
可塑剤(かそざい)
圧力を加えると、粘土のように形が変わる性質を与える薬剤で、
比較的難揮発性の溶剤-プラスチックや合成ゴムに添加し、
弾性率やガラス転位点を低下させ柔軟性を生み出す。
型枠(かたわく)
コンクリートを打ち込む時、所定の形に成型するため、
木材または金属で組み立てる仮設の枠組み。
かぶり
塗面が乾燥途中または、
乾燥直後に霧がかったように白くなる現象を言う。
ガラリ
羽板を取り付けた窓の一種。
固定式と開閉式があり、直射日光や雨の吹きこむのを防ぎ、
同時に通風換気を目的とする。
唐草 からくさ
トタン屋根,カラーベストコロニアル屋根の場合は、
先端部分の垂直の細いトタン部分。
皮すき
鋼片に焼刃をつけ、塗装ケレンに用いる工具。
鋼帯板を曲げて焼刃をつけたものがスクレーバーである。
ケレン手工具として使用されている。
含水率(がんすいりつ)
材料に含まれる水分の、その材料の絶乾重量に対する百分率。
顔料(がんりょう)
細かな円体粒子で一般に水その他の溶剤に塗布した際、
壁面を隠ぺいするとともに色彩を付与する性質がある。
希釈剤
塗料を塗りやすくするためのもので、塗料と混ぜて使います。
霧除 きりよけ
窓の上の庇(ひさし)。
クラック
乾湿または温度変化によっておこる割れ目。
割れが底部にまで達しているのをクラック、
表面または中層でとどまっているのをチェッキング(ヘヤクラック)と区別する。
化粧板(けしょうばん)
表面に着色、印刷、塗装を施した合板。
結露現象(けつろげんしょう)
冬期暖房を切った後などに、建物の内壁に起こる現象で、
その位置の湿った空気が露点以下になったときに
空気中の水蒸気は液体となる。これを結露という。
したがって、結露には表面結露と内面結露がある。
ゲル化
ゲル=コロイド状。
溶液の蒸発、冷却または化学変化によって、
ゼリー状の半個体ないし個体になることをいう。
ケレン
レンガや瓦、型枠のなどに付着したモルタルを削りとること。
さらに床、天井、壁などの表面に付着する異物を除去することを言う。
塗装工事ではさび落としや旧塗膜の除去など下地調整することをいう。
高圧洗浄機
水や温水を電動ポンプで圧送、
ノズルから噴射することによって洗浄をする機械で、
広く産業界で使用されている。
塗り替え塗装の下地調整において、
劣化膜の軽度のケレンや付着汚れの洗浄に応用されている。
光沢
塗膜の光沢とは光を正反射する程度を表したもののことです。
コーキング材
現在、シーリング材と同意にわれている。
サッシ、カーテンウォール・目地などの充てん剤で、
合成樹脂のものが多い。
腰壁
窓台から床までの間の壁。
すなわち腰の部分にある壁。
骨材
モルタル、コンクリートの成分となる砂、砂利などの総称。
ゴンドラ
枠組みしてある作業台をワイヤロープで屋上から吊り、
上げ下げして作業する移動吊り足場で、
ビルの外壁工事や清掃などに用いる。
コンパネ
コンクリートパネル。
コンクリート打ち込みの際に使用する、平板状大型型枠。