静電植毛加工について

静電植毛加工
静電植毛加工(フロッキングシステム)とは
高圧静電界における静電吸引力を利用するもので
接着剤を塗布した基材に短繊維(パイル)を垂直に
植付ける加工です。
車両用ヒーターカバーに最適な耐熱タイプの植毛も可能です。
自動車部品
↑助手席前のグローブボックス内面に植毛加工しています
高級感がでます。
パネル
↑高速道路に設置されている電光掲示板に使用されています
新幹線部品
↑扉の側面の吹出し口で内面に植毛加工しています
ヒーターパネル
↑製品に植毛する事によりヒーターによる火傷を防止します。
鉄道車両に使用されています。
鉄道車両用材料燃焼試験成績書 15-341K
耐熱
他社では出来なかった高温耐熱型の植毛加工が可能になリました。
ヒーター(暖房器具、高温機械)の高温部が人体に触れ
火傷を負う問題を抱えていましたが、
高温になる部品に植毛加工する事で火傷を防げます。
鉄道車両、暖房機器、高温機械等のヒーター部や
ヒーターカバー部に利用されています。
結露
従来の空調システムは、
結露防止の為現場での保温材工事がされていましたが、
植毛加工する事により結露防止され、
現場での保温材工事が無くなり
工期短縮やコストダウンの利点が同時に得られます。
装飾
自動車の内装部品や建築内装部、手すり(すべり止めにもなる)等に
利用され高級感がアップします。
静電植毛の加工は、基材の材質にほとんど制限がありませんので、
幅広い用途に使用出来ます。
異音
振動によって金属部品どうしが干渉し異音が発生していましたが、
部品を植毛加工することで振動音を防げます。
新幹線の座席部品等に利用されています。
反射
迷走光(雨の乱反射)を遮断するのに用いられ
電光掲示板の文字が読み易くなります。
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